10月の黒斑山 | 黄金色のカラマツ
この度は、台風19号の影響で、河川が氾濫していたり、登山道が崩落していたりで、どこの山に行ったらいいのやら。
昨日行って来た黒斑山も、チェリーパークラインの31番カーブ上の斜面が崩落し、一時は交通制限があるとのことでしたが、復旧していました。
目当ては、天然のカラマツの紅葉。
黒斑山は、長野県小諸市と群馬県嬬恋村の間に位置していて、標高2404mの馬蹄形カルデラ外輪山。
天気が良ければ、冠雪しているかもしれない浅間山と佐久平が一望できた予定。
昨日は、残念ながら、一瞬だけ雲が薄くなり明るくはなったものの、霧~小雨模様。
眺望は叶いませんでしたが、霧の切れ間から、数秒間、佐久平と浅間山が見えました。
しかし、黄金色のカラマツの紅葉は美しかったです。
ダケカンバも紅葉していました。
枝落としをしたりしていない、カラマツは、積雪や風に身をゆだね、魅力的な樹形です。
今日は、雨でした。
台風18号19号の被害に遭われた方には喜ばしくない雨です。
幸いにも河川の氾濫や断水被害がなかった地域に住んでいて、どこの山に行かれるかどうかと探すのですから申し訳ない気分です。
先週末は金沢に、北陸新幹線で行く予定でしたが、千曲川も氾濫してしまいました。
金沢に行くのを楽しみにしてはいたけれど、今回の被害の大きさを考えたら、被害に遭われた方の事、また、被害の波及効果で、経済的に厳しくなっている地域の事を考えると、なんとも言えない気分になりました。