11月の三頭山 | 紅葉と青空!
11月10日(日) 三頭山 に登ってきました。
山頂 (標高1531m) が東京都奥多摩町檜原村と山梨県上野原市と山梨県小菅村にまたがる山です。都民の森となっています。
年間通して、野鳥の観察や、ゼフィルス探し、寄生植物のガイド、哺乳類の痕跡探し講座などなどの、自然教室も行われています。
興味があるのですが、まだ一度も参加していません。
散策コースも数種類あり、お年寄りから健脚の方まで楽しめ、危険な所はなく整備されています。 台風19号の影響も、登山道で倒木を見かけましたが、今回の台風のものかはわかりませんでした。
今回は、11月に突入してしまったので、落葉の早い樹木は早くも冬モード。
でも、まだまだ、綺麗な紅葉も見られました。
今回の山行での紅葉を少々紹介したいと思います。
大きな葉っぱのホオノキは落葉が早いんですよね。もうすっかり落ちていました。
ダケカンバも全て落葉。老木になると、幹の白さが輝きます。
コミネカエデやウリハダカエデは見頃でした。
でも、風が強く吹けば、もうハラハラと散りそう。
ハウチワカエデの木も、すでに葉が残っていませんでした。
ハウチワカエデの紅葉のグラデーションは見事。形態も好きです。
コアジサイは黄緑に近い黄色に紅葉していました。
コアジサイは、額がない紫陽花なのですが、花が咲くと、とてもいい香りがして、私は紫陽花の女王だと思います。
6月中旬から7月初旬位に、白い小さな花火のような花が咲きます。
↓ こんな花です。
三頭大滝の周りはだいぶ落葉していました。
滝見橋からの景色は、夏は爽やかな緑に包まれるのですが、秋も良いです。
約7.6kmのコースなので、お昼頃には、駐車場に戻って来てしまいました。
頂上では、朝食はコンビニのおにぎりだけだったので、お昼は、三頭山荘で、美味しいヤマメの塩焼きをいただきました!
付け合せの小鉢は山の幸が味わえます。山菜はこのあたりで採れるものだそうで、ヤマメのお皿にあるクレソンは敷地内の水場に自生しているものだそうです。
↓ 都民の森の登山コースや、三頭山荘情報は 5月のBLOGに書いてありますので、気になる方は見て下さいな。
と、ここまで能天気に書きましたが、令和1年10月の台風19号で、奥多摩や周辺の山地の一部では、土砂崩れや川沿い、渓谷沿いの遊歩道や登山道の崩落、倒木など大きな被害がありました。主要道路では、日原地区での都道204号の崩落の復旧に時間がかかりそうです。
一部は、報道で知りましたが、思ったよりも被害が出ており、今までにない降雨量、河川が増水した様子が、まだ残っていました。
台風19号から1ヶ月以上経った現在でも、通行できないところがあります。
↓ チェックするのが安全です。
↓ 都民の森までの広域からのアクセスは、これが見やすいです。
奥多摩周辺の地図はあると便利です。
奥多摩登山詳細図/西編―雲取山・三頭山・御前山・鷹ノ巣山 全112コース
- 作者: 守屋二郎,守屋益男(日本勤労者山岳連盟顧問),守屋二郎(作成・解説・踏査)
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