10月の栗駒山 | 山がまるで絨毯のよう!
栗駒山は秋田県、岩手県、宮城県の3県にまたがる、標高1626mの山。
成層火山でもあります。
今回は、都内から、車でおよそ往復1000Kmの道のりを、この紅葉を見たいが為に日帰りして来ました。
登山口のいわかがみ平が標高1113m、東栗駒山(1434m)を経由して、標高差は500mちょっとだし、山行自体はハードでは無いので、行ってみよう!と言うことに。
低気圧があるのはわかっていました、雲との競争でした。
イワカガミ平の駐車場から、すでに山が赤い! AM07:10
目の錯覚かと思いました。すでに写真では見ていましたが、肉眼では視界が違います!
何しろ、高度が上がる度に景色が変わります。
サラサドウダン越しの紅葉!
東北の山は、関東や中部と違い森林限界の標高が低く、樹木の種類も違うし低木なので、目線で紅葉が輝きます。
思わず言葉に感嘆符がつきます。
この風景に、もう少し日照があれば、より色彩が映えたのにな。
紅葉の赤や黄色やオレンジ色の中に、絶妙にハイマツグリーンが織り込まれています。
AM08:24 この辺りから早くも、ガスが上がって来ました。
栗駒山頂上は、まだ見えています。
黄金色になっている所は草紅葉、日が当たると輝くのですが、贅沢は言えません。
十分に綺麗!
AM09:05 草紅葉の所まで来ましたが、風が強くなってしまいました。
雨にはなりませんでしたが、ガスの中の水滴が大粒で帽子や髪の毛はびっしょり。
この数分後、雲に追いつかれた!
栗駒山の頂上にある駒形根神社嶽宮が霧に包まれてしまいました。
ガスは5分と言わないうちに景色を一変させます。
勝手な予想では、AM11:00まではイケる予定だったのに。
こんなだったので、もう少し歩く予定だったのですが変更して、東栗駒山は経由せず、中央と呼ばれているコースで下山しました。
谷筋は帽子が飛ばされそうな風でした。
AM10:50頃にはいわかがみ平駐車場にもどりました。
栗原市岩ヶ崎にある、「山の駅くりこま」にて、お財布にやさしい値段の野菜を買い込み、帰路 に着き、AM18:00には帰宅し、夕食を作りました。
カーナビでは、若柳金成ICで降りるように出ますが、築舘ICのからでも迷わずに行かれます。高速料金はちょっとでも安い方がいいかな〜。
でも、どちらにせよ、贅沢な目の保養でした。
後日、手の届く目線での紅葉した葉の美しさを書きたいと思います。
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