レンゲショウマを見に御岳山へ (2)
一昨日は、ケーブルカーで、御岳山駅まで行き、レンゲショウマ群生地で写真撮影まで行くところまでで SSAWWAVES's blogは挫折。
続きです。
ケーブルカーの御岳山駅から、御岳山頂の武蔵御嶽神社を目指します。
産安社を経由しても、御岳山駅からでも、山頂の武蔵御嶽神社までは、30分位では歩けるのではないでしょうか。のんびり歩けばもう少しかかります。
御岳山駅を降りて、鳥居をくぐり、参道を進めば、舗装された道が用意されています。
スニーカーで大丈夫です。
標高は929mですので、坂と階段は登ることになりますが、宿坊が並ぶ参道を登っていくと神代欅が現れます。
写真だと、大きさが伝わりませんが、標高840mの斜面にあり、高さは30m、幹の周りは8.2m、枝張りは23mと、巨大な欅です。
野鳥やムササビの休憩場所。
画面に収まりきらないフォトジェニックさん。
お土産やさんが数件立ち並ぶ、商店街を歩くと、鳥居が。
ペットを連れて登って来られる方も多く、ワンちゃん用も用意されています。
ここから、階段の連続です。自分のペースで一歩一歩。
階段頑張ろう!
いつもなら、この先を左に外れて(外れるのであれば山登りのいでたちをお勧め) 奥の院(1077m)を経由して大岳山(1266m)まで行くのですが、台風15号が接近していた為に、雲行きが怪しくなってきたので予定を変更し、お参りして来ました!
これが、御岳山頂上の武蔵御嶽神社です!
紀元前91年に創建されたと伝えられていて、都民だけでなく、海外の方も見かけるし、他府県からも参拝する方が増えているそうです。
御祭神も錚々たるメンバー。奥宮には日本武尊までもが祀られています。
日本でも有数のスピリチュアルプレイスです。
参拝した後に、見上げる。
大口真神も祀られています。ニホンオオカミが神格化したものです。
ヤマトタケルが、東征の際に、深山の邪神に道を阻まれ、山奥で道を失ったヤマトタケルと軍を導いた白狼に、「災いを防ぎこの地を守護せよ」とヤマトタケルが仰せられ、オオカミ(真神)がこの地に留まり、その神話の元に、信仰されて来たようです。
おいぬ様と呼ばれ親しまれており、そんなところから、ワンちゃんと一緒にお参りに来る方が多いんですね〜。
この宝物殿が見た目がこじんまりなのに、驚きでした。
素晴らしい国宝と重要文化財が収蔵されていました。
国宝「赤糸威大鎧」平安期
国宝「金履輪円文螺鈿鏡鞍・舌長鐙」鎌倉期
重要文化財「紫裾濃大鎧」鎌倉期 など。
武蔵御嶽神社は、武蔵国の支配者や武士の信仰を集めていたので、大鎧、太刀、刀、具足が多く奉納されており、日本の工芸技術の高さを鑑賞できます。
ただし、宝物殿は、土日祝日のみ AM9:30~PM4:00
時節により、臨時開館することがあるので、HPで確認する事をおススメ。
東京の山は、ミシュランで三ツ星を獲得した、高尾山が有名ですが、負けてはいません!
開運旅にもぴったりです!
GWあたりに奥の院まで足をのばすと、シロヤシオ(ゴヨウツツジ)に出会えるかも。
この美しい真っ白で清らかなツツジは敬宮愛子内親王のお印のお花でもあります。
見所たくさんの山です。
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