5月の三頭山｜山頂は東京と山梨の境目
SSAWWAVES's blog……山登りに行ったり、美味しいランチに行ったりしたのに。
どうも続かない。
無精だとわかっていました。
先ずは、SDカードをPCに差し込むまで数日かかります。
ランチは、スマホ写真だとどうも自分なりに納得がいかないし。
そうこうしているうちに、ROLAND GARROS が始まってしまいまして、大阪ナオミ選手、錦織圭選手を応援したくて毎日TV観戦。
圭君もナダル戦は連戦の後での大健闘でした。
下書きに書きかけを放置してあり、やっと投稿に至ります。
5月19日(日) 三頭山 に登ってきました。
山頂 (標高1531m) が東京都奥多摩町檜原村と山梨県上野原市と山梨県小菅村にまたがる山です。
←登山口
車では圏央道日の出ICから五日市街道を経由して1時間ほどの、
都民の森の駐車場(100台)からが登山口になります。
足場も良く整備されています。
小学校の遠足のコースなどにもなっていそうな安全なコースをいつも歩いています。
ここは新緑から紅葉まで季節ごとの自然が美しく、登山口付近は植えたものもあるようですが、季節のお花も楽しめます。
山頂からは富士山や東京では一番高い標高の雲取山 (2017m) も臨むことが出来て清々しいです。
奥多摩湖の方から上がってくる方もいるし、三頭山が通過点に過ぎない方もいます。
体力に応じて様々な楽しみ方ができるのが山登りの良いところ！
今回もこの ↓ ブナの路コースを逆周りに歩いて来ました。
HPからお借りしたコースの図です。
駐車場がすでに標高1000ｍありますので、冷涼な空気を感じます。
このコースは登山靴は必要だし、天気の安定した日にしか、私は登りませんが、念の為にの登山装備は必要です。
穏やかなコースなのですが、2018年3月22日に悪天候にもかかわらず、登山を決行したパーティーの例があり、雪山遭難となり、救助要請を出すと言う、山岳事故がありました。
全員救助されましたが、のちに、"SNSで募ったグループであった"とか、
"登り始めから雪が降っているにもかかわらず、スニーカーの人もいた"
などの、異例準備不足登山であったようです。確かあの日は、900hPa代の低気圧が来ていて大雪になる！と言う予報だったので家にいたのを覚えています。
あの事件は特別に悪条件が揃ってしまったとしか言いようがなかったです。
このブナの路コースの他に、スニーカーでもOKのコースもありますので、
桧原都民の森のサイトを貼ります！
このサイトを見れば一目瞭然ですが、自分で撮ってきた写真を載せます。
４月から５月初めはスミレが咲きます。
エイザンスミレ、ナガノバスミレサイシンは葉が残っていましたが、咲き残りはみられませんでした。
タチツボスミレはまだ咲いていましたが、美人に撮ってあげられなかったのでカット。
鞘口峠から見晴小屋を経て、1時間位登るとブナの森。
この時期は、ムシカリ(オオカメノキ)の白い花が綺麗です。
ブナの林や針葉樹林の中でよく見られ、秋には赤い実がなります。
写真を撮りながらのんびり歩いて2時間ほどで、頂上です。
三頭山は、ピークが３ヶ所あり、東峰(1528m) 中央峰(1531m)
西峰(1527m)となり、下の写真が一番スペースがありいくつか(6つ位かな) ベンチもあります。
この日は雲が多く眺望は今ひとつでしたが、お天気の良い日は、富士山が美しい。
下りは避難小屋を経由して、三頭大滝の方へ降りる遠足コース。
ミツバツツジもそろそろ散り始めていましたが、まだまだ見頃。
滝の付近では、重そうなカメラを構えた野鳥の愛好家の方々がいらっしゃいました。
鳥は詳しくないので種類がわからないのですが、囀りが聞こえたり、キツツキが木をつつく音が聞こえる中の登山です。
途中に野鳥観察小屋もあります。
冬は凍ります。
夏にはヤマユリ。
秋には素晴らしい紅葉だと思います。
残念ながら一番良い時期には行ったことがありませんが、カエデやモミジの新緑をみるとそう思います。
オオイタヤメイゲツの新緑
朝早くから登ると、お昼前には下ってきてしまうので、三頭山荘で、温泉とお昼ご飯をいただくのも良いです。
hinohara-kankou.jp 素朴で薬膳さながらの山菜三昧のお膳がいただけます。
池から取ってきて焼いてくれるヤマメやイワナの塩焼きもとっても美味しいです。
食事だけも頂けるし、温泉とのセットメニューがあります。
メディアでも紹介されているようです。
三頭山に登り、三頭山荘で温泉とランチ！
年に１回か２回は来ています。おすすめ！
奥多摩登山詳細図/西編―雲取山・三頭山・御前山・鷹ノ巣山 全112コース
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