オーストラリアの植物・絞め殺しイチジク
Strangler Fig Tree
この木は、Royal Botanic Gardens 内で撮影しました。
夕日にシドニーハーバーが輝いていました。
この木の名前は、絞め殺しのイチジク。
多雨林地帯の着生植物で、イチジク属や一部のツル植物の俗称だそうです。
鳥や動物によって種が、ホストとなる木に運ばれて、その木の枝から発芽し、根を伸ばして地面に到達し、さらに成長しこのように なり...
永い年月を経て、宿られた木が枯れると本体は空洞に なって行く...
じわじわと絞められて死んでいくというストーリーなのですが、ホストに選ばれてしまった木の細胞が新しい命の中に同化 して行く。
そう思うと、この残酷な名前がちょっと払拭されるかな?
生命体として美しいと思いました。
ケアンズには、カーテンフィグトゥリーと呼ばれていて、樹齢500年以上にもなる木があるそうです。
いろいろな旅行代理店などのツアーもあり、写真も見ましたが、きっと想像しているよりも大きそうです!
見てみたいです。