SSAWWAVES’s blog

東京都在住。旅行の事。山登りで見た植物の事を書きます。

Sydney まで来て食虫植物?

The Royal Botanic Gaeden Sydney 内にある、

THE CALYX で、PLANTS with BITE というフリーエキシビジョンが開催されていました。

 

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THE CALYX 専門知識のある方が常駐の施設

 

オーストラリアまで来て、沢山見て回るところはあるのに、食虫植物?

食虫植物園は日本の植物園にもあるよ。

 

初オーストラリア上陸なのに!

 

でも、気になるのでしかたがありません。

 

食虫植物とは、捕虫の仕方は3種類、5種類の属に分類されているようです。

  1. ハエトリグサ属 罠タイプ
  2. ネペンテス属  落とし穴タイプ
  3. サラセニア属  落とし穴タイプ
  4. モウセンゴケ属  粘着トラップタイプ
  5. ムシトリスミレ属 粘着トラップタイプ

さて、見て回ります。

 

罠タイプの ハエトリグサ から

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ハエトリグサ

モウセンゴケ科 ハエトリグサ属

英名 Venus Frytrap 

学名 Dionaea muscipura   ディオネア マスシプラ

ご存知のとおり、とげとげを触ると閉じます。

写真の右下には、モウセンゴケが写っています。

 

 

次は

ウツボカズラ

時々お花屋さんで売っていますが、育てる自信がありません。

育てている方もいらっしゃるようです。

世話が大変そう!

 

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ネペンテス属 いわゆる ウツボカズラ

英名 Hanging Pitcher Plant

学名 Nepenthes

   緑の方は、Nepenthes Alata

   茶色の斑入りの方は、Nepenthes 何とか。ごめんなさい。わからない。

ウツボカズラだけで90種いるそうです。

ちなみに、捕虫出来なくても、枯れないそうです。

捕虫出来たとしたら特需って感じですかね?

 

 

サラセニアも美しいです。

ガレの花瓶のようです。

捕虫は、筒状の葉の中に昆虫が入ると中でだんだんと融ける方式。

 

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サラセニア属

サラセニア科 サラセニア属

英名 Pitcher plant

学名 Sarracenia

 

左の見た目がサニーレタスみたいなのが、sarracenia purpurer サラセニア プルプレア

右の網目模様のは、sarracenia leucophylla サラセニア レウコフィラ 原種のようです。

サラセニアは、ハイブリッドもあり、観賞用に人気なようです。

 

食虫植物は、たいてい形態がエキゾチックな様相ですが、

 

かわいいのもいます。

 

ムシトリスミレ

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可憐なムシトリスミレはスミレの種類ではありません

 

タヌキモ科 ムシトリスミレ属

英名 Tropical butterwort

学名 Pinguicula emarginata  ペンギキュラ エマルギナタ

Mexico 産まれだそうです。

葉っぱが、ぺたぺたしていて、小さな虫や蟻がくっつきます。

色も形も、確かにスミレによく似ていますね。

 

 

ちなみに、日本にも、このムシトリスミレは咲いています。

 

もちろん種類は違いますが。

私が、2016年6月に、

八ヶ岳編笠山から権現岳に登った時に咲いていた

ムシトリスミレをご紹介して、本日は終わりにします。

 

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pinguicula vulgaris

ベタベタした葉に、小さな虫が付いています。

絶対逃げられません。