Melbourn | Shrine of Remembrance 戦争慰霊館
Shrine of Remembrance
セントキルダロードのキングスドメインにある慰霊塔、戦争慰霊館です。
第一次世界大戦で戦没した人々を称えるために1934年11月に建立され、
今では、第二次世界大戦も含め、ベトナム戦争やアフガニスタン戦争、イラク戦争で犠牲となった全てのオーストラリア人への追悼と平和への願いが込められています。
礼典や儀式が執り行われる場所。
内部は、関連資料や品々、戦争中に前線にいた兵士の功労そして犠牲のストーリーが展示されていました。スーベニアショップもあります。
床の石碑には終戦の日時に合わせて光が射し込む設計になっているそうです。
現在は、毎日10時30分から、光の投影による追悼式が30分前に行われています。
11:00と14:00に館内のガイドツアーも行われています。
毎年4月25日のアンザックデーANZAC DayにはANZAC(Australia and NewZealand Army Corps)軍の大規模な追悼式のパレードが開催されているそうです。
それにしても、第二次世界大戦でオーストラリアを攻撃したのは、日本軍だけだったという事は知りませんでした。ダーウィンを空撃したそうです。
第一次世界大戦では同盟国。第二次世界大戦では、敵国になって攻撃していたとは……。
ここに訪れるには無知すぎました。
WE WILL REMEMBER THEM
すっかり、重い空気に打ちのめされるので、バルコニーに出るのは必須。
360度ぐるりと良い景色が臨めます。
空気が変わり、気持ちも少し切り替わり、清々しくなります。
ボタニカルガーデン側です。
南側を見渡せば、ポートフィリップ湾
セントキルダロードが続き、シティーのビル群も見渡せる。
ビルに顔を発見!
前庭には、エターナルフレーム(永遠の炎)が1954年から、第二次世界大戦の追悼と祈りのために点火されて、燃え続けています。
visitmelbourne.com より
戦争の不条理さに思いを馳せる場所になりました。